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日曜の続きです。
今日は夕方からCooperfisa社のロメオが月に4回、日曜の夜に出演しているというTV番組の現場に連れて行ってくれるとの事でした。番組は20時半からで、帰りは遅くなるという事でちょっと昼寝して準備万端。
17時過ぎにセミナリオへ車で迎えに来てくれました。車には見たことの無い男性が1人乗っていて、ロメオが紹介してくれました。彼はアンドレアという名前でアコ奏者との事。英語は全く通じません。車に乗って3人でミラノ近くまであるTV局まで行きました。途中、年齢の話になり、ロメオが30歳だという事が初めて分かりました。ロメオに私の年齢を聞かれたので、幾つと思う?と聞くと、なんと..32歳?とか言うのでちょっとビックリです。40歳だと言うと少し驚いていました。面白いのが、アンドレアは20歳との事で、車の中にいるのは20、30、40歳のアコ弾きだという事です。彼らはまだ若いので、くだらない雑談でもしていたようです。途中で、単語を聞いて辞書で調べようとしたら二人で慌てていました。結局、その言葉は、日本風にいうと、女性の事をオンナという俗っぽい言い方をしていたようです。さすが若きイタリアーノ。一体、どんな話の内容だったのか..
車からの眺めは電車からと同様、平らで田畑ばかりです。この地区は、お米が名産との事で水田が広がり、一瞬、日本の風景に見えるところもありました。1時間程走ってTV局に着きました。局は、「antena3」という所です。
局に着いて控え室に行くと、ロメオは顔なじみばかりで、多くの人が挨拶して行きました。私も出演者や局の方に紹介されて挨拶しましたが、人数が多すぎて名前が覚えられません。他にも、番組の見学客の常連さんも沢山来ていて、一度にかなりの人に会いました。別のアコ奏者でクリスティアーノという方にも会いました。彼は年齢は知りませんが、なかなかのイケメンです。日本に来たら絶対モテると思います。
荷物を置いて、ロメオ、アンドレア、クリスティアーノの3人と、TV局のバーに行きました。何を飲むと言われたので、あなたは?と聞くとビール、と言うので付き合いました。待ち時間に、酒を飲むのはイタリア人にとって普通の事みたいです。バーで立ち飲みしている間にも、常連の見学客が沢山、挨拶していきます。暫くして3人は準備の為に控え室へ行き、私は1人、バーに残されましたが、常連客の親子3人と電子辞書を駆使して単語レベルのイタリア語で会話しました。
放送開始の8時半になるので、話をしていた3人とスタジオの客席へ移動しました。真ん中よりやや後ろの空いた席です。前から真ん中あたりまでは、人で一杯で、何故か妙に着飾っています。客層は、50〜70歳位の様に思います。
時間になり、番組スタートです。いきなりアコーディオンを持ったロメオ、アンドレア、クリスティアーノと、美人の女性歌手の4人でオープニング。3人は緑、白、赤のシャツを着てイタリアーノ トレ コローリです。んー、どこでも考える事は同じだな..と、日本でRAINBOW NOTESで出る時の事とダブりました。
が、彼らはそれだけではありません。なんと、アコも緑、白、赤の3色! しかも全部、Cooperfisaです。それにしてもオープニングを飾るなんて、ロメオ達も北イタリアではスターなんだと思いました。ちなみに、ロメオがボタン式で後の二人は鍵盤です。
番組は、「Festa in Piazza」というタイトルで、音楽、歌、ダンス、この3つを取り扱った物で、基本的に生です。この日は、タンゴのダンサー2×4組や、ギター3人衆、男性ボーカル、イタリアのどこかの地方の民族舞踊団などが主な出演者でした。面白いのは、番組の中で20分に1回くらい、観客が席から撮影スタジオになだれ込み、大勢でダンスをするという場面がある事です。どうりで皆さん、着飾っている訳です。中には、かなりのお歳なのに結構際どい格好の人もいます。高齢の方が多いですが、皆さん若いです。
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