禺画像]
アコーディナという楽器をご存知でしょうか? Accordinaと書かれ、アコルディーナと表記される事もある楽器ですが、簡単に言うと、ピアニカ(鍵盤ハーモニカ)のボタン式という感じの楽器です。アコーディオン奏者の桑山哲也さんや、リシャール・ガリアーノ氏が使っているのでご存知の方もいらっしゃるかと思います。
音はアコーディオンよりハーモニカに近いです。口で吹く事、サイズなどから考えてもハーモニカに近い楽器と思います。ハーモニカは通常、吹くと吸うで音程が違うので調性(キー)を合わせるには、そのキーのハーモニカに持ち替えないといけません。レバー操作で半音が出せるクロマチックハーモニカという物もありますが、非常に難しい楽器です。
実は、私はアコーディオンを買う前にクロマチックハーモニカを買っていましたが、あまりの難しさに挫折してアコーディオンに変えました。あの時、挫折しなかったら今は無いという事ですね..
クロマチックハーモニカよりもずっと楽に演奏や移調ができて、サイズも程良く、音はハーモニカに近いこの楽器は大変便利でもっと普及しても良いと思っています。
1930年にAndore Borelという人が最初に考案したというこの楽器は、その後製品化されましたが1970年代には製造されなくなりました。2002年に、原型であるA.Borelの作ったとされるアコーディナの復刻版として、現在、フランスのMarcel Dreux という方が作成、販売しています。
そのMarcel Dreux のアコーディナをmonte accordion にて取扱いを開始いたしました。日本で販売店として取扱いをするのは最初になると思います。勿論、ただ販売するだけではなく、修理も行うために一部の部品を輸入しました。
基本的に受注生産ですが、現在、1台のみ在庫がございます。
セコメントをする