ロシアのボタン式4
2010-09-07


前日に引き続き、ロシアのボタン式アコーディオンの修理です。

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スイッチのスライドは、なんとか軽く動く様に修理しましたが、
位置が不完全で、写真の様に変な位置で停止しています。

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原因が分からないので、スイッチが付いている所のカバーを開けました。
するとビックリ、楽器の裏側にまでバルブが付いていました。
通りで楽器が分厚い訳です。

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カバー内は埃やクモの巣が..
まずはこれの掃除。
という訳で、異常の無い表側も開けて、掃除しました。
このバルブ、通常のアコーディオンの様なフェルトが無く、板に皮が貼ってあります。
なので、ボタンを離すとパタパタとノイズが出ます。
この素朴な感じはコンサーティナやバンドネオンに近いです。

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本題のスイッチですが、作動位置の不良はリンクに「遊び」が多過ぎる事でした。
写真の右にあるU字型の部分ですが、繋がっているL型の金属との間に隙間があります。
これを修正して無事にスイッチの調整は完了しました。

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スイッチ自体がグラグラと不安定なので調べると、軸を掴んでいる金属が
広がって役にたっていませんでした。どうしてこうなるのか?

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金属を曲げて軸受けらしくしました。

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これで修理は完了ですが、最後に、ベースカバーを留めているネジを修正しました。
上が以前で下が修正後の写真。
これも、何でこうなっているのか? 不思議です..
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ハードケースのベルトが切れていたので、ついでにこれも修理。
これで全て完了です!
[アコーディオン]
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