ベースメカニックを全て取り出すと、ようやくバルブにアクセスできます。
これがバルブの当たり面ですが、皮は硬化しています。
皮もフェルトも剥がして新しい物と交換します。
数は24個ですが、右手以上に調整が難しいです。
ただ貼り替えても上手くは行かないのです。
ベースのバルブを取り去ると鉛筆書きが見つかりました。
MODELLO NUOVO 416...と、モデル名が書かれています。
NUOVOですから当時の新製品でしょうか?
バルブ材の交換を終えて、取り出したメカニックを戻しているところです。
ベースボタン3列まで戻しました。
この楽器は古い構造の為、高級器にある様なベースメカの消音機構が全くありません。
このタイプは、調整を限界まで極める事でボタンを操作した時の
ノイズを減らすしか方法はありません。
ここが腕の見せ所!
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