少し前にバンドネオンの調律を承り、このブログにも書きました。
あれから少しづつ作業を行っています。
右手のリードやボタンが載っている板です。
割れがあり、セロハンテープや接着剤で補修されています。
手前に見えるグレーのパテ状のところが補修されている所です。
その向こう側にあるネジですが、リードの木枠を固定する重要なネジです。
よく見ると、ネジが緩んでいて板とネジの頭に隙間があります。
勝手にこれほど緩むとは考えにくいので締め忘れでしょうか?
セロハンテープで補修されている割れの部分です。
テープを剥がしてみました。
案外綺麗に剥がれたので良かったです。
テープは古くなると始末が悪い時が多いので困ります。
もう一箇所、布ガムテープで補修されている所です。
バルブの真下を通っているのでバルブを取り外しました。
これで補修箇所がよく分かります。
テープを取り去ると大きなヒビ割れが出てきました。
これらのヒビ割れはきちんとした方法で修復します。
リードを取り外すと、また新たな発見がありました。
リード側から見たバルブの穴ですが、白く不透明で反射の無い所は
天然革の物です。(写真の一番左)
この写真の右4つは白いですが透明感があり少し反射があります。
よく見るとこんな感じです。
一番右の革の物と明らかに違います。
バルブを外してみました。
セコメントをする