本当のフレンチ
2020-08-14


飽きの来ない色調となっています。


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ベースボタンもブルーと同じ仕様になっています。
この楽器は厚さがさほどありませんので一般的なアコーディオンと同じような
形状ですが、フレンチタイプに特徴的な厚さがある機種では
階段状の部分の角度がきつくなっており、厚さがあっても弾きやすいように
工夫されています。
この事はあまり知られていないと思いますが実際に色々な楽器を持って
演奏してみるとよく分かります。


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こちらの機種の蛇腹内のデザインです。
レトロな色調に合わせて少し落ち着いたデザインです。


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蛇腹の中のデザインはパリをモチーフとしています。
エッフェル塔、自転車、蝶、カバン、ハート、切手の消印などがデザインされていて
旅がテーマのような感じもあります。


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さて、ブログタイトルに「本当のフレンチ」とありますが、
これはフランス製のフレンチタイプボタンアコーディオンだからという訳ではありません。
イタリア製でもきちんとフレンチタイプの特徴を持った良い楽器は沢山あります。

フレンチタイプの特徴は、楽器の縦が短く厚さが厚い、ボタンは小さめで間隔が狭く
塗り分けていない、音の切り替えスイッチが裏面にある、ベースボタンがキノコ型で
階段状の板になっている、蛇腹留めが無い..等々ありますが、
楽器として一番の特徴はリードが木枠に釘で留められていることによる、
一般的なロウ留めのリードのアコーディオンとは違うシャープで明るい音色です。
逆に言うと、そういう作りになっていない楽器は見た目だけの楽器とも言えます。

この楽器は上の画像を見ていただければ分かりますが釘留めのリードです。
また、小さな楽器ですがイタリア製の高級ハンドメイドリードです。
なのでアコーディオンとしての発音は最高の物になっており、
きちんとフレンチタイプの特徴を持った音の楽器になっています。


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この画像は一般的なロウ留めのリードです。
フレンチタイプのボタン式の外観を持った楽器でも40〜60万円程度で売られている物は
標準リードをロウ留めした物が殆どです。

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