Bugariの白い塗装仕上げのアコーディオンの調律を承りました。
関東からのご依頼ですが、わざわざ楽器をお持ちいただきました。
その場で点検と打合せを行い、調律の見積もりを行って、楽器をお預かり、
という流れで、お帰りいただいたのですが..
楽器を収納しようかと思って何気なく見ると、
調律の点検では気づかなかった、鍵盤の深さに異常がある事に気付きました。
鍵盤の低音から高音にかけて段々と鍵盤が深くなっている事が分かるでしょうか?
これは重大な事なので、見ていただこうと思い、店を出たばかりでしたので
追いかけて呼び戻す事になりました。
低音の鍵盤の高さは5ミリ程度です。
高音では8ミリ程度になっています。
鍵盤の深さ(高さ)に傾斜が付いている原因はコレです。
鍵盤付け根部分の本体の損傷です。
古い楽器ではありませんし、調律だけの事ですので、最初の点検で見落としましたが、
最初から疑って見たらすぐに気づきます。
実際、このような状況は使用者も気づかずに使っている事が殆どです。
今年は何故かこのタイプの修理が多いです。
楽器を内側から見ると、外側から見た割れと全く違う向きにヒビが入っています。
位置的に空気漏れは起きないですが、
損傷が酷くなると鍵盤のバルブがズレて空気漏れが出る事もあります。
特に、チャンバーの楽器はズレに対する反応がシビアなので影響が出やすいです。
この楽器はチャンバーは無いので多少のズレがあっても普通に使えるので
気づかずに今まで使ってきたのでしょう。
外観を点検すると、それ以外にもヒビ割れがありました。
これは全面の角部分です。
これは空気漏れもなく、機能的に問題ない割れでした。
もう一カ所、ヒビがありました。
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