フリーベースの修理 ベースメカ編
2013-06-24


作業台の上は取り外した部品の山となり、物の置き場がありません。
非常に複雑な構造であり、部品点数もかなりありますので、この状況はかなり不安です。
全てを書き取っておく訳にも行きませんので自分の記憶が頼りです。
バルブの調整などしている間に組み付け順を忘れてしまいそうで恐怖を感じました。
一刻も早く部品を元に戻したい衝動にかられつつ、慎重にバルブの当たりを
調整して行きました。
ここで慌てると組み立て後にもう一度最後までバラす事になりますので。


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台座の修理、バルブの調整を終えて再び、メカニックを戻しているところです。
フリーベース領域のボタンを全て戻し、スタンダードベースのメカニックが載る台を
台座に取り付けたところまで来ました。


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スタンダードベースのメカニックを戻しました。
ボタンはまだ付いていません。


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やっとの思いで全てのメカニック、ベースボタンを戻しました。
こうやってまとめると簡単に済んでいる様に見えますが、実際には
調整しながら戻していますので時間がかかっています。
ベースの分解を始めてから4日が過ぎていました。


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ボタンは楽器に組み付けましたが、まだキートップを取り付ける作業があります。
186個ありますので、1個、30秒で付けても90分はかかります。
実際にはもっとかかりますが..


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各部が正常になると新たな問題が出てくるのが空気漏れの難しいところです。
ベースのバルブが正常になりましたので、ベースボタンのキートップを付ける前に、
楽器を元に戻して空気漏れチェックを行いました。
バルブが直った事で音が出る症状は止まりましたが、ベースメカニックの収まる
箱の周囲から空気が漏れている事が判りました。
良く見ると、本体の外周ケースと内部の部品の間に隙間が空いています。


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こちらも別の部分のケース外周と内側部品の隙間です。
やはり大きな衝撃による歪みがあるようです。
隙間を全て塞ぐ処置を行いました。


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ベースボタンのキートップを取り付けています。
あと3段..



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