今年に入ってすぐにお預かりしていた古いアコーディオンの修理を完了しました。
AMATI というメーカーのイタリア製の物です。
この写真は整備前の物です。
修理前は鍵盤高さバラバラでした。
リードに貼られている薄い皮の部品は反りと硬化が酷く全て交換になりました。
鍵盤の先にある開閉するバルブのフェルトと皮を交換し、
鍵盤の高さを揃えました。
修理した後はこんな風に新品の頃のようになります。
鍵盤を押して放した際の閉じる音も小さくなり、鍵盤の深さも浅くなりました。
古い楽器なのでその他にも修復を多数行い、
全体の調律を終えてやっと出荷できます。
楽器の前にあるのは交換して取り外した古い部品です。
オリジナルの古いケースに収めて持ち主の元へ戻って行きます。
古い楽器もきちんと修復すれば長く使って行けます。
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