HOHNERの鍵盤ハーモニカの修理を承りました。
melodica alto という機種で、楽器のサイズ、鍵盤の間隔、
ポップな色などから、恐らく子供向けの楽器と思います。
オリジナルの、エッジが曲面になった可愛らしい紙のケース付きです。
楽器の状態は良く、音程と発音に少し問題がある程度なので、
リードの調整と調律を行うだけで良さそうです。
多数のネジで留められているケースを開けました。
このケースを閉じないと発音できないので、調律は大変な作業となります。
銅合金のリードは少し錆が出ています。
リードを綺麗にした後、調整、調律を行えば問題は解決するでしょう。
本体ケースの裏ブタですが、オリジナルのアコーディナのように
二重底の構造になっています。
黄色の矢印部分から吹いた息が入りますが、ケースは二重になっていて、
外側の薄い空間を通って折り返した後に赤い矢印部分から空気が出てきます。
この後にリードに入りますが、冷えたケースを通る事で呼吸の水分を
凝縮させてトラップするという凝った構造です。
以前にも同じ楽器を整備しましたが、Blog記事がありました。
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